易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

5月21日(日) 夏のような暑い日の花まつり

 スタッフの数が見込めなくて、たいへん心配していた花まつりです。親戚にも声をかけておいたくらいでしたが、なんとかスタッフもそろったようです。

改 十二礼 DSCF2501_convert_20170522222719

 2時から10分間のぞうきんがけのあと、お勤めをしました。みなさんに持ってきてもらったお花が、花御堂(はなみどう)の前に供えられてあります。

改 手作りのおしゃかさま 1495437229658_convert_20170522222649

 おしゃか様がたんじょうされた時の、ふしぎなできごとから「花まつり」というようになったのです、という説明。
 浄勝寺の花御堂は、鹿児島県の甑島(こしきじま)という離れ島に住んでおられた 中川光義さんというおじいさん(90歳くらい)が自分で作って岐阜まで送ってくださった、因縁深いものなんです。お念仏のご縁でした。 (カメラ:iPhone7)

改 紙芝居を聞く IMG_0862_convert_20170522222547

 毎年の流れですが、『花まつり行進曲』をけいこした後で、おしゃか様の紙芝居を見てもらいました。絵は同じですが、ごえんさんの話は毎年ちがいますね。総代長さんも参加していただけました。
改 花御堂 1495437258025_convert_20170522222302

 これが、その花御堂です。30年近く使っています。すべて廃材を使われたそうです。仏教は工夫と意欲のもとになります。

I改 寄付 MG_0866_convert_20170522222001

 工夫といえば、このおもちゃ(?というか)もそうでしょう。我が子の宿題のためになるのなら…という「愛情」から生まれた工作です。―― 愛情は煩悩のひとつではありますが。
 工夫も意欲も愛情から生まれたとも言えますから、合わせるならば、「仏教心、仏ごころとは、愛情である」という結論が出ますね。新しいお店を出せました。 いよいよお店ごっこです。

改 輪投げ屋のおやじ 1495437243421_convert_20170522223841

 なかなか思うようには入りません。6個の輪で3個はいったら、「スヌーピー」の商品が当たる、かわいいクジが引けるよ!

改 輪投げのハズレ DSCF2518_convert_20170522223825

 だいじょうぶ、1個も入らなくっても、おいしいタコせんべいがもらえます。
       改 たこせん DSCF1732_convert_20170522222118

 これがおいしいタコせんべい。名古屋の明道町でおいしいほうを、買いました。
改 外れて、良きかな DSCF2519_convert_20170522222354

 あまりにもヘタなので、担当の父兄と相談して、仕切り線を近づけました。これならどうでしょう――がんばれ!

改 輪投げ Mちゃん DSCF2526_convert_20170522223802

 いつも日曜日に来てくれている子がやっていると、つい応援したくなります。
この日は30度くらいあったようで、Y さんに担当してもらった 「綿菓子屋さん」は、暑さのため、いっこうに売れませんでした。

IMG_0864_convert_20170522223711.jpg

 きれいですね。これも新しいだしものの、風船つりです。当日は勤務があって参加できなかった M さんのご提供でした。これがまた、むずかしい…。(カメラ:Canon EOS M2)

改 風船釣り、登場 DSCF2536_convert_20170522223650

 ここの担当は、中学生のふたりにお願いできました。参加者の年齢差が大きくなってきて、うれしいね。冷やしたジュース、棒キャンディー、甘茶が喜ばれました。

改 風船釣り 1495437224793_convert_20170522223607

 遠くから車で3人のお子たちを連れて来て下さった「イクメン」パパもおられました。

改 加藤さん DSCF2543_convert_20170522222235

 とってもきれいに光っていたおもちゃです。ごえんさんも初めて見ました。買っといてよかった 「ピカピカ金魚」です。

改 ピカピカ DSCF2542_convert_20170522222143

 30年間以上、かならず売っている「きなこ飴」です。おいしい、よく当たる。
 東京の下町の小さな製造所で赤ちゃんを背中におんぶして、古い機械で作っている、そのアメなんです。――場面を、テレビで観てから前以上に応援したいと思いました。

改 きなこ飴 DSCF2554_convert_20170522222031

 ものすごく連続で当たっている人がいました。「先っぽだけ食べて、持って帰ればいいのに…」と、私は思いましたが、彼女はすべて食べきって続けていました。何を考えているのでしょう?

 改 指輪 DSCF1734_convert_20170522222522
 個人的には、これがものすごく売れると思ったのですが、ちっとも売れませんでした。たった、ひとつだけ。
改 ほたて DSCF1737_convert_20170522222205
 反対に、これは人気ないかも知れない…と思ったのに、とても良く売れました。お酒の好きな Y さんに尋ねたら、甘くておいしいのだそうです。
 自分の知らないことがあるって、なんだか楽しいですね。

改 小さな交流 IMG_0871_convert_20170522225021

 みんなのにぎわいと離れた場所で、こんなかわいい場面もあったようです。ごえんさんではないスタッフの撮影です。ありがたい。
 改 名カメラマン DSCF2538_convert_20170522223733

 しかし、この子が写したのではありませんよ。ポーズは決まっているけれど。

改 新一年生緑の風船 DSCF2557_convert_20170522222746

 終わり時間が近づくのを知っているのでしょうか――始めるようです。

改 幸之助 青風船 DSCF2560_convert_20170522222456

 2年生になって、度胸も付いてきたようです。負けたくない気持でしょうね。
 改 紫風船 ななみちゃん DSCF2561_convert_20170522222619

 3年生になりましたが、女子ではむつかしいかも。

改 征彦くん青い風船 IMG_0878_convert_20170522222807

 あっさりとお父さんに頼む子もいます。らくらくと、楽器を吹くようですね。さすが、浄勝寺にちよう学校の卒業生です。

改 見事に上昇 DSCF2562_convert_20170522222419

 よく見てください。かろうじて、風船のしっぽが画面に映り込みました! 見てる人たちも、うれしそうですね。

改 青ふうせんの爆走 DSCF2566_convert_20170522223517

 青い風船は暴走しました! おばさんが、のけぞっております。

改 仲よく、ね DSCF2571_convert_20170522223547

 タコせんべいのペアが、仲よく飛ばしました。なんどやっても、おもしろいジェットふうせんですね。
 では、こんなところで終わります。午後4時20分でした。サヨナラ、サヨナラ。

改 花祭り記念写真 DSCF1729_convert_20170522222328

スポンサーサイト

PageTop

いいお天気だ。かんけりしよう!

 先週までで、何回かに小分けして阿弥陀経を少しずつ、とてもゆっくり読み終えてみるという勉強を終わりました。
 今日14日の日曜日からまた、年度初めのおつとめとしての 『十二礼(じゅうにらい)』の練習を始めました。

 とても気持ちがいい天気なので、「何やりたい?」と聞いたところ、「バドミントン」と「かんけり」が上がりました。まず、予想どおりです。中学生の参加者の判断に従いました。缶けりです。

RIMG1892_convert_20170514204940.jpg

 にぎやかでしょう?

改 缶ケリ RIMG1893_convert_20170514204825

 N ちゃんがけり始めです。鬼は当たり前に、ごえんさんでした。

改 けられました RIMG1888_convert_20170514204850

 鬼が陣地にもどるより早く、中学生の A ちゃんが見事に缶を蹴り出しました。捕らえられていた3人の、逃げるチャンスです。ごえんさんも、M さんも、大人は汗だくになりました。
 しかも、この後、ご法事に行かねばなりません……。改 ブッセ IMG_20170514_091737_convert_20170514205006

 きょうのおやつはブッセというものです。「祝い」 というシールが貼ってあるのは、農協から「お誕生日祝い」にもらったからです。揖斐川地域のブルーベリーが使ってあるのだそうです。おいしそうでしょ。
 来週はいよいよ、花まつりです。お知り合いの方にも、お声かけして上げてください。

PageTop

5月はお花の季節ですね

 4月の後半になると、息吹のせきを切ったように花々がつぎつぎに咲き始めました。
改 曻5月お仏花 DSCF1597_convert_20170509175700

 左側にはオレンジの金盞花(キンセンカ)が重厚に花弁を集め、反対側にはひとえの水仙の白い花、大根の薄紫の花がすずしそうに並びます。背が高いのは麦の穂、はなしょうぶ、シラン(紫蘭)のようです。
 裾を引きしめる、「濃い赤色の花は何でしょうか?」 とお聞きすると 「カランコエ」 とのお返事。好きなことはオボワルのでしょうね。じぶんは家に帰るまでに絶対に忘れる、と思いましたので紙にメモしておきました。
 相羽の A さん宅です。

改 堀さんお仏花5月 DSCF1602_convert_20170509175557

 相羽のMさん宅です。スターチスと菊は買われたものですが、アイリスと芍薬(しゃくやく)のつぼみは育てておられる花です。アイリスもぼつぼつ見おさめとなります。

改 茂樹お仏花二七日 DSCF1604_convert_20170509175638

 花材用の麦で、やや茶色がかっているのだそうです。アヤメかな? 中段にはめずらしいお花が揃いました。
 右の白いつぼみの花も、左の5弁の小さな花をつけた枝物のような花も、わかりませんでした。正面にはおなじみのカラーです。亡きお母さんのあとを継ぐように、オヨメサンがていねいにお仏花を用意されました。相羽の T さん宅です。
 少しでも「生け花」を習ったことがある人は、どこか違いますね。

  そうそう、その亡き人 M さんも毎月すっきりとしたお仏花を立ててお定飯(じょうはん)をお勤めでした。今からちょうど23年前のこの季節の写真が私の手元から出て来ました! もちろんフィルムで写したものです。ご覧に入れましょう。

改 1994 4月 まきゑ_convert_20170510145358
  M さんは、竹筒を使って裾をまとめておられたのだなぁ、と分かりました。

改 杉山宅 DSCF1608_convert_20170509175751
 
 スズラン、は分かりますが、紫色のはわからずじまい。相羽の S さん宅、床の間です。

改 ぼかし法名碑 DSCF1617_convert_20170509175841

 ちょっと目を屋外に転じて下さい。こちらも仏さまの花です。古川でお墓が新しく建てられました。建碑とか建墓(けんぼ)法要というのですが、みなさんはついつい、「お性入れ」とおっしゃいます。
 私は「お性入れではあるでしょうが、墓石に“お性を入れる”のではありませんよ。拝む人、家族の心に“けじめ”をつける、これからはここがお墓なのだと決める・わがこころにお性を入れる、のですよ。」と説明しています。おわかりでしょうか?

 それにしても美しい……この世の物とも思えない美しさですね。大きいのは牡丹。前日に立てられたので、ぐったりしていますが、それがまた、なんとも言えません。中国では昔から花の王様といわれてきましたが、やはり他の花とは何かが違いますね。
 うすいオレンジ色というかベージュ色の細い花はガーベラだそうです。あと、アイリス、ミニの金魚草だと言われましたが、これらはすべてご自宅で育てられたものばかり、「切ってきた」 と聞くと本当に驚きました。
 
改 お墓に並んだ花 DSCF1619_convert_20170509175920

 で、こういうふうに、この家の全部のお墓が飾られていたのです。たまげました! いったいどれだけの牡丹が咲いていたのでしょう ! (こんなに美しくお墓の写真を撮ったのは、初めてです)

改 賢一お仏花5月 DSCF1636_convert_20170509175948

 美しい彩(いろどり)です。まるで東映の時代劇映画のようです。
 麦、アイリス、アヤメも?、スズラン。もう一つ白いのはマーガレットでしょうか。青いのは矢車草、ピンクはナデシコかな。背の高いピンクのつぼみは、分かりませんでした。
 あとはキンセンカに、黄色の「キショウブ」。いやはや、いろいろなお花をよく保持しておられますよ。

改 修司さん5月 DSCF1650_convert_20170509180014

 いずれ劣らぬ華麗さですね。まん中には白いカラー、上に向って元気よくアイリス。3本のアイリスを取り持つように、雲南黄梅(うんなん・オウバイ)が。わが家のとは違って、ここのは八重のような気がします。
 裾のほうは色の違うツツジでかためられています。高いところ、後ろのほうに、目立たないでいい仕事をしている鮮やかな緑の葉も忘れてはなりません。下方の M さん宅でした。
では床の間も――

改 床の間 DSCF1654_convert_20170510154624
 ジャーマンアイリスと2色のアイリスです。今回はこれだけです。

PageTop

お寺で挙げる、結婚式とは

 古くからのお付き合いのある、師匠寺の後継ぎさんの結婚式が、そのお寺の本堂で行われました。
 お寺での結婚式はどんなものか知らない方も多いでしょうから、ざっとご紹介しましょう。

・両家の親族、来賓がたが着席。
・鐘(いわゆるハンショウ) が鳴る。
・司会者のアナウンス――「本日めでたくご良縁が調い、云々(うんぬん)……わたくし、本日の進行役を務めさせていただきます、○○と申します。」
・音楽 「四弘誓願(しぐぜいがん)」

・「新郎新婦ご入場」
・「司婚者(しこんしゃ:これが、私の役目)、ご入堂」――BGM の中、登壇。お内陣の正面に進んで、台の上に上がるのです。
・「司婚者に合わせて、皆さまも合掌、礼拝(らいはい)」
・表白(ひょうびゃく)と勤行(ごんぎょう) いわゆるおつとめです。
 全員で『重誓偈』という、短いお経を読みました。

おつとめ sikon_1_convert_20170506211117

・おつとめが済みますと、新郎新婦と司婚者が向き合って、「誓いのことば」をよむ。――音楽『恩徳讃』
・記念のお数珠を授与
・結婚指輪の交換
・新郎新婦の焼香。つづいて御両親の焼香。
・司婚者「お祝いのことば」

誓いのことばか sikon_3_convert_20170506211151   新調したおけさを着けています。ご本堂は江戸時代の建築です。

全員で『恩徳讃』斉唱。
・総礼(そうらい)――ナンマンダブ、ナンマンダブをとなえる。
・閉式のことばー「これをもちまして、○○家、△△家、ご両家の華燭の典を……」
 以上です。このあと記念撮影。バスで披露宴の会場へと移動しました。

 どうですか? なかなか良さそうでしょう? 私のお寺でも引き受けますから、どうぞ申し出てください。
 いかにもウソくさい“教会式”や、わがままな「人間」が勝手気ままな「人間たち」に誓うマネをするだけの “人前 《ヒトマエヲ ツクロウ、じんぜん》 式”よりは、儀式らしいように思いますが。

 その司婚者としては 「お祝いのことば」 を用意しなければなりませんでした。皆さんにも聞いていただこうと思います。
【 わたしは当寺と相焼香(あいじょうこう)を勤め合います、隣の村の浄勝寺の住職です。
 お寺さんも、法事を勤めるとなると、またお葬式には、ご門徒さんと同様に必ず決まったお寺さんを呼ぶことになっております。それを、相焼香の寺というのです。

 私の父は10年ほど前に亡くなりましたが、“うちは良い相焼香でよかった。欲深かとか、強引な、横着なお寺でなくて、良かった。ほんとうに親切な、良いごえんさんで良かった”と、常々申しておりました。
 …わたし自身はどういうごえんさんかな、と時々思います。
 お寺さんもいろいろあるのです。お寺さんだといっても、エバリたくてしょうがない人やオテイサイヤさんが、意外と多いのです。

 小説家の太宰治というかたは「家庭は諸悪の根源だ」と、お釈迦様のように喝破(かっぱ)されましたが、お寺も何かの根源になっているのかも知れません。
 また、私を仏道に導いて下さった師匠は、「子どもを可愛がるのは、親の煩悩にすぎない!」と言い切られました。鉄槌(てっつい:かなづち)のようなことばです。
 こういう冷静な、迷いのない判断力こそが、仏さまのお光、智慧そのものだと思っております。

 若いおふたりには、仏さまの智慧を求める旅、おていさいを捨てる旅に、新しく出ていただくことになり、わたくしは心から喜んでおります。どうぞ、末長くお付き合いください。以上です。】

PageTop

迷いの実体とは、なんだろう?

改 5月法語 DSCF1605_convert_20170502183746

   自己をじっと見つめて下さい。
   どんなときにも、いっさいを偽(いつ
   わ)ろうとする心がある。
   おていさい。
   だが、自己を偽れば、万古(ばんこ)の
   さびしさが待っている。


 万古のさびしさがー大昔から変わらない、永遠のさびしさ。住岡夜晃師の格調高い言葉づかいが残りました。
 少し私なりに現代調の言い回しに変え、「おていさい」という自分流の読み込みを加えましたので、師のお名前を出しませんでした。大好きな言葉です。
左にのぞくのは、白いエニシダの花です。

PageTop