易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

法座のための清掃作業 20日

 朝からかんかん照りの一日ですが、住職といっしょに8時半から法座清掃をいたしました。

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 いつもどおり、1時間の草取りと1時間の本堂そうじ、ぞうきんがけです。今回は相羽のかた、古川、曽井のみなさんが担当でした。

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 終了してお持ち帰りいただいたお供えは、「朴葉(ほおば)寿司」。本堂の裏に生えてきた朴葉の木、はっぱが使えるように成長したので、坊守が初めて手作りしました。
 具のワラビは黒野のご門徒さん宅で採れた新鮮なものです。春、初夏の味覚ですね。

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 デザートは「おからケーキ」。今回はレモンではなく、これも本堂裏の花畑の 甘夏の煮たもの を入れてみたとのこと。
 皆さんに分けましたので、私どもお昼ごはん分しか、残っておりません。多くのかたをお迎えしてとなると、平生とは作りたいもの、作ろうとする意欲が違うものですね。
 家ごとに離れていても、今ごろはこれと同じものを食べておられるだろうなぁ、といううれしい気分になれました。
 なお、翌日は久しぶりの雨、しかも、どしゃぶりでした。

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お葬式こそ人間の文化ですよ――今月のひまわり法話

 6月16日(金)―― 毎月出向きます、グループホームでの交流です。
 このごろは毎日のように、むつかしい本を読んでいますので (世界の名著『維摩経』) 、心のモードの切り替えがうまく出来なくて、やわらかなお話が無理かも知れないと心配になったので、あれこれと導入の道を考えて、たくさんの物を持って会場に入りました。

登場_convert_20170620143934
 
 この日のおつとめはとてもみなさん、リラックスなさり、素直な読み方で、私のほうも気が落ち着きました。お正信偈の本文だけですが、全部を録画しました。

改 レモンハーブ_convert_20170620153038

 大きな花束は、緑のハーブでした。私の好きな香草。においをかいで、当てる遊びです。またそれがどういうところから取ってきたか、現地の写真をお目にかけました。

改 ショウブの楽園 DSCF1813_convert_20170620121627

 きれいでしょ? ウチのお寺の庫裡のうらにある、花畑です。人によっては「らっしもない」とおっしゃるかも知れませんが、ちょっと「藤原新也」(写真家)ふうでしょ。
 いよいよお話です。最近のお葬式について、ゆっくり、思うところをのべました。

自宅葬 文字入り IMG_20170609_101303_convert_20170620121752

 老僧のお通夜の写真も、持って行きました。参考になるでしょう。

説明 改 通夜の用意 RIMG2921_convert_20170620121817

 以前にプロデュースした自宅葬(家族葬)の証拠写真も、用意しました。

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 日本のお葬式は、文化として紙華に現れています。いや、お葬式こそは人間の文化なのです。
 もとのイメージは、おしゃか様の涅槃のようすでしょうね。当日は用意できませんでしたが、たとえば信州・光前寺の涅槃図をごらんください。

文字入り 信州 光前寺 仏涅槃図_convert_20170621201254

 わたしの話は孔子さまのことば、『論語』の一節が、まとめてくださるようです。

改 論語 P1020404_convert_20170620130918

 さいごには、むかしふうのお賽銭集めもしてみました。ジョークです。

おさいせん_convert_20170620144724

 思いもよらない長い話になりました。50分? 高校の授業なみです。みなさん、ていねいに付き合って、集中してくださったからです。
 以上の流れは、ご面倒ですがユーチューブで見てください。いかにも自分らしい雰囲気が出た気がします。⇒ひまわり法話 6月。←とても楽しいですよ!

 ここでごらんになる方は、下の画像をクリックです。



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無縁経は香川から、赤松先生

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 お遠いところから、ご無理を言って来ていただけることになりました。どうか、ぜひお参りください。

 むかしふうにお高座(こうざ)でお話していただけないかな、と考えています。お高座の台はとっくに処分してしまってありませんが、なんとか代用品で間に合わせてみたいのです。

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6月、初夏のお仏花となりました

 田植えが済んだというのに、ちっとも雨が降りません。野菜の背丈もなかなか伸びないようです。

改 2017_6月 堀さん DSCF1765_convert_20170617221115

 真っ赤な正面の花は、よく見る花ですが、すっと思い出せない H さんも私も、です。「うちの玄関先に、冬から咲いとるよ。」――どれどれ…。咲いてましたわ。
改 堀さん 6月 ゼラニウム DSCF1771_convert_20170619092506
 みなさんなら、すぐ名前がわかるでしょう?――そう、ゼラニウムでした。
上のほうには、矢車草 いえ、アザミ。そして、もうひとつ難題が。この白っぽい、魚の骨みたいな花はいったい何ですか?
 ずいぶん調べてみましたが、シルバーリーフというものの一種のようです。セラスチュームかな?これも、当家の玄関先の鉢植えの一つでした。相羽の H さん宅でした。

改 2017_5月 賢一さん宅 DSCF1774_convert_20170617221156

 満開、満艦色(まんがんしょく)という古い言葉を思い出してしまいました。いろとりどりですね。
 下のほうから、ピンクのナデシコ、2色のスターチス。オレンジの金盞花(きんせんか)。その右端のボールみたいなのは、「風船唐綿」(ふうせんからわた)というようです。けったいなかたちです。
 まん中、ちょっと目立たないピンクはお寺の石垣の外側にもよく咲く花ですが、名前をさがすのに苦心しました。どうやら「虫取り撫子(なでしこ)」らしいです。左右の細かいピンクの花はキョウカノコに似ていますが、葉っぱがすらりとしていますから下野草(しもつけそう)ですね。
 いよいよ最上部。ピンクは、もう覚えました、アルストロメリアでしょう。白い、甘い色のはわかりません。きっとカタカナの名前でしょうね。相羽の K さん宅でした。

改 2017_5月 脩司氏 DSCF1794_convert_20170617221229

 ここの家もお花を大事にされています。上のほうから白いのはシャスターデージー。右側の赤っぽい粒のようなのは、キンシバイの仲間であるヒペリカムですが、ここのは早いです。黄色は金魚草でしょうか。左右対称に並んだ、小さめの紫の額アジサイが6月らしいですね。あとはカーネーションとノコギリソウでしたかな?
 下方の M さん宅でした。おおっと、ここの床の間にもうひとつ、見かけないものが!

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 ご主人から奥様へのプレゼントでした。うぅーむ、すごいこと、やらはるゎ!!

改 加代子お仏花6月 DSCF1797_convert_20170617221331

 さっぱりと直感の生け花、アジサイ尽くし。上のほうから柏葉アジサイ、ふつうのアジサイ、額アジサイです。ちゃんと教えていただいて、メモしたのです。相羽の H さん宅でした。

改 豊明さん宅 アジサイ DSCF1805_convert_20170617221406

 北方のお定飯の K さん宅の玄関先。すごくふしぎな、おあつらえ向きのアジサイを庭で見つけられて、ぴったりの花器 (手桶花入といいます) を選ばれました。
 「紐で縛っておいたら、こんなふうに曲がって咲きました。」というのが実情だそうです。K さんには、それを見つける眼力が育っているのですね。
 以上、初旬から中旬のお仏花でした。

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家族葬というのは、こんなふうに。

 「なんとかして生まれ育った、自宅から葬式を出してやりたい…」という喪主の希望で、久しぶりにご自宅でのお葬式となりました。
身寄りが少なく、近所の方のお世話になるわけにもゆかない事情がありましたので、村○ 葬儀店さんに 「部分貸し出し」 をお願いして、こじんまりとした、しかし本格的なお葬式を執行することにしました。

 お願いしたのは、白木の棺、お位牌(いはい)、お焼香の台と五具足すなわち、おろうそく立て1対と紙華(しか)1対と香炉。お供えは自由ですが、なるだけ白い花で、としました。

 20人くらいですから、マイクとアンプ設備無し、進行係も無し。家族の娘さんに担当していただくべく、住職がかんたんな進行のことばを作成することにしました。


自宅葬 文字入り IMG_20170609_101303_convert_20170613101346

 仏さま(ご本尊)は中型の、本山正式のもの、棺おおいと導師のイス(曲禄)とは専用のポータブルケースに収納したものをお寺から貸し出すことにしました。(写真の白文字)

 お通夜は「お正信偈を読めばいいのですから、以前のように自分たちで勤めてください。ホールではないので、読めるでしょう。」ということにして、わたしはお葬式当日になってうかがいました。


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 これが、その日の式次第です。娘さんの緊張を思って、ギリギリまでコンパクト化、文言を少なくしました。
進行係の娘さんには、導師のすぐそばにすわっていてもらい、A4 の紙に大きく印刷したものを持たせて、私が「1」とか「2」と言ったら、下の文句を述べていただくことに打ち合せました。(私の手元には、縮小版)
 ちゃんと葬儀屋さんもそのそばに座って、もしもの時の支援態勢をとっていてくれました。(なんまんだぶ、なんまんだぶ) ―もっと近づいてみましょう。

近接 IMG_20170609_104007_convert_20170613101409

 儀式のお飾りはほぼ満足できましたが、左右の目に入るあたりに白の花が並ぶともっと落ち着いたことでしょう。
 また、お仏飯はお葬式には不要でした。当日の会場では目に入りませんでしたが、こうして記録写真を見てからやっと気付くこともあるものです。

 最近では「家族葬、家族葬…」という方がありますが、お葬式はすべて家族葬に決まっているではありませんか。
 わたしは「家族葬という密葬、少人数葬式なら、ご自宅でするのが、ベストですよ!」と言うことにしています。
 少なくともお通夜くらいは、この事例のように、自宅に安置してあげていただきたいものです。

  以前に少人数のお身内で行った、自宅・家族葬の写真もご覧ください。trim_02_改 葬場モデルIMG_0634_convert_20170613113326

 すぐ左手(ざぶとん)にお内仏がある、仏さまがおられる――と思うだけでも、心強く、ありがたいではありませんか。……あなたの仏さまはいったい、どこにおられるのでしょうか?

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