易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

お彼岸からこちら、秋のお仏花

 御彼岸が来ても、ことしは夏が終らず10月も上旬は半そでがラクでした。
 では、お彼岸ころからのお仏花をどっさり―

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 神戸町の Z さん宅の法要です。大学生になられた途端に、病で命を終えてしまわれた御子息の第17回忌。

 わたしの祖父も、長男が20歳ころ、悲しい出来事で亡くしてしまい、ため息ばかりついていた…と老僧から聞かされました。

 父・老僧はそれまでお寺を継ぐつもりもなかったので、荒れに荒れて旧制中学を落第しました。それは日本中がやけっぱちのような戦争に突入して行った時代でした。

 父(老僧)は京都のお坊さんの大学から逃げるような形で、兵隊になっていったようです。祖父はまた新たな心配と、弱かった自分の身体を抱えながら、祈るように息子の無事の帰還を待たなければならないことになりました。

 本人も、周りも、どうにもならない宿業を背中に背負って生れてくるのですね。なもあみだぶつ…

 この床の間には、真塗(しんぬり)の蛤端(はまぐりば)薄板(うすいた)を用意されて、そこに一重切りの花生けにハランがお手本のごとく、清潔に生けてありました。基本に素直なことは、うつくしい心ですね。

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 下方の K さん宅で母上の13回忌法事。床の間は、ご主人が担当なんだそうです。まったく習ったことはないそうですが、お花の嗜み(池坊)があったお母さんを見習うようにして、立ててしまう!ところが、いい御気性ですね。

9月康秀 IMG_20190925_084902_convert_20191012145926

 「端境期で、花がなくてー」とおっしゃた Y さん宅のおじょうはん。ほんとにそうです。ありそうで、無いですね。
 しかしあるものを使って、懸命に立てられたことが感じられました。
 紫苑、ふじばかま、鶏頭、唐人草、マリーゴールドに南天の葉、です。

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 岐阜市の T さん宅お取越しでした。正統則天門を習われたことがあります。
 長く伸びているのは木瓜(ボケ)、青いリンドウでした。もちろん、名前は教えてもらったのですが。

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 出ましたね、ミニ盆栽の H 氏宅でのお取越し。盆栽台の下は川舟の古材。ちゃんとリンゴが成っていました。

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 岐阜市でのお取越し、Yさん宅。ケイトウとミニトマトみたいな、ハナナス(花茄子)です。

 ちょうど一宮のお姉さん(80代)も来ておられ、相談を受けました。何年ぶりかでお会いした、人なつっこい女性です。一宮ですから、当然大谷派(お東)です。

 「いっぺんごえんさんに聞きたいことがあって、来たのです。主人を一年前に亡くしましたが、慌てていて本家のお寺さんに頼めず、葬儀屋さんの紹介で遠くから来てもらって、毎月のおじょうはんもしています。それが、羽島の大きなお寺なんです。」
 「問題があるのですか?」
 「毎月ちがうお坊さんがお参りに来られるのです。」「よっぽど経営家なんでしょうね。」

 「それよりも、そんな遠くでは、私がお寺に行けないので、困っているのです。どうしたらいいのでしょうか?」

 わたしはアッと思いました。そして思わず手を合せました。なんてまっとうな人でしょう! なんまんだぶつ…

 もう答えなんかどうでもいいですよね。こんな門徒さんがあるって、一宮のそのお寺さんは幸せだなァと思いました。

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 10月に入っています、念のため。
 岐阜市内で M さん宅のお取越し。萩焼の花入れがとても良いですね。で、この紫色の花?が、分らないのです。最近よく見ますが。
 【後から】 ローゼルという花のようです。


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 相羽の R さん宅のおじょうはんです。ここも花材に困っておられました。
 いよいよ桔梗も終りになりましたから、頼りになるのは百日草(唐人草)だけ、ということです。同感ですが、わが家は百日草もあまり咲きませんでした。

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 先代のおばあちゃんの43回忌、岐阜市内の法事でした。きれいなユリですね。

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 岐阜市内で S さん宅のお取越しです。
 玄関に近づくと、そこには手すりが新設されていました。何だろうか? おばあちゃんが施設から帰ってくる?
 待ち構えていたように、奥さんから知らされたのは、一年前はなんともなかったご主人が急にこの3月、倒れられたのでした。あの、スポーツ指導と野菜作りに余念がなかったご主人が。絶句しました。

 きれいに咲き誇る紫苑の花と千日紅、百日草でした。

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 同家の床の間のお花です。床の間に何も生きた花がないのは、あまりにも寂しいですよね。
 季節を感じさせるコスモスでした。

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 岐阜市の M さん宅でお取越し。とても親しく待っていてくださるお家です。赤い鶏頭と鮮やかな黄色のマリーゴールドが目を引きました。

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 同家の床の間。また会いました、この紫色の見なれない花。柳葉ルイラ草でもなさそうですし…。謎が深まる。
 【後から】 ローゼルという花でした。

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 おじょうはんを勤めてくださる家に行くと、どこもホッとします。相羽の K さん宅です。
 背の順に、ふじばかま、千日紅、紫苑、百日草、ガーベラ、マリーゴールド。
 オッと見落としかけた、ふわふわっと薄紫の花、段菊です。

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 突然、挿入します。大野町文化祭に行って来ました。そのとき出品されていた、遠州流の生徒さんのお花です。
 自分に言い聞かせてみるためなんですが、緑を多く、お花は少なめでも、という好例ではないでしょうか。

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 いつも心いっぱいに生けてくださる、下方の M さん宅で母上の47回忌法要を勤修。
 いやぁ、すごい盛り上がりですね。コメダのシロノワールのように。
 上の方の紫は孔雀アスター、黄色はミニヒマワリでしょうか。

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 窓からの光りが澄みきって来ました。やっと秋かな。
 同家の床の間です。思わずピントが合ったのは、なんといっても素晴らしい色の小菊でした。

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 岐阜市の東部、M さん宅お取越しです。
 「おばあちゃんは、朝から長いこと花をいじっていたけど」とは、笑いながらの息子さんの証言。
 本人いわく「自宅の花でやってみたら、と去年ごえんさんから聞いたから。」と。
 けっこうですねえ。ていねいに立てられてあります。
 玄関先にも、力作がありました。

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 うわぁ、すごい馬力! 男女を問わず、そのひとのパワーがお花に現れますよ。
 意欲的、彼女らしいと感じました。

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 これはまた、先ほどとは対照的な、か弱いお花ぶり。でも、はっきりした心のシンを感じます。体調悪いようですが、こころ落ち着いていてくださいますように。
 大野町の T さん宅のおじょうはんでした。

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 オール・孔雀アスターかと思いきや、上の方に同色の別の花も。
 これが柳葉ルイラ草というのかな。
 相羽の H さん宅でのおじょうはんでした。

 さあ、大型の台風19号が来るそうです。みなさん、御無事で!

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9月、お彼岸までの仏前の花

 9月からのお仏花です。9月といっても、前半は真夏並みのむし暑さでした。

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 でも、このころからてっぺんのとんがった、角(かく)虎の尾が咲き始めます。ほっといても、素直に咲いてくれる、有難い花ですね。
先月からずっと桔梗が咲き続けてくれます。おなじみの唐人草もありました。
 相羽の M さん宅のおじょうはんです。

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 亡きくなった奥様が大切にしておられた花を、ご主人が取って来られて「むちゃくちゃだけど…」と花瓶に盛ってありました。
 その純なお気持ちが、うれしいですね。角トラノオ、だんご菊、唐人草、花が終わっての球状のものはヒオウギでしょうか。
 六里の T さん宅で百か日のお参りでした、

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 角トラノオ、ここにあり、と叫んでいるようです。千日紅が見えています。白い花は、ちょっと臭いがかわいい、ニラの花かな。百日草がいろいろありました。
 相羽の K さん宅おじょうはんでした。

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 先月のお参りは、暑さで体調不良となられたため、お休みでした。今月は意気込みがすごいです。
 きっちりと長さも位置も考え尽くされた、お仏花です。ハハ―ッと平伏したいですね。
 ぜんぶ畑で育てておられる菊に、千日紅がかわいらしく並んでいました。
 下方の S さん宅のおじょうはんでした。

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 同家の床の間です。純白のこの花は有難いですが、葉っぱがでかいのでどうやって使おうか悩む花です。てっきり「花ミョウガ」だとばかり思っていましたが、間違いでした。縮砂(しゅくしゃ)という、ショウガの仲間らしいです。
 実は漢方処方用薬で健胃、整腸作用があるそうです。
 
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 これも同家の、玄関先。黄色のカンナです。千日紅もあります。大きな葉っぱが印象的ですね。ご主人の杖が痛々しいです。

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 細長い薄紫の花は薮ラン。これから咲く花です。小さいつぼみがいっぱいのはムラサキツユクサでしょう。
 ピンクは庭にきれいに咲く水仙のような、ハブランサスかな?と思いましたが、変った分厚い葉っぱですから、蘭の一種でしょうか。
 青いふっくらろした花は、最近あちらこちらで見る、茎の黒っぽい、外来種です。名前は知りません。相羽の K さん宅のおじょうはんでした。

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 浄勝寺のくり、台所からおおの温泉を見た方向です。
 生垣に朝顔がまだ咲いていてくれます。秋彼岸の寺報に使おうか迷った写真です。

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 北方の K さん宅のおじょうはんです。黄色の花はおんさい広場(産直)、オンシジウムというものでしょうか。
 シュウメイ菊はご自宅です。ことしは暑さのせいでしょうか、シュウメイ菊のつぼみがなかなか開きません。
 全体の輪郭がきれいなバランスですね。さすがに若いとき則天門をたしなまれた功徳があります。

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 これはまた、明るい華やかさのあるお仏花でした。角トラノオとセンニチコウ、唐人草は分るのですが、あとは…きちんと聞いておけばよかったです。
 黒野の H さん宅で、義父さまの年回法事でした。

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 同家の床の間です。黄色は女郎花(オミナエシ)。左右には秋明菊(シュウメイ菊)と角トラノオ。
 で、それとなくこだわりが見られるのは、左上方の地味な花、吾亦紅(ワレモコウ)でした。焦げ茶色の玉が見えるでしょ? 花穂です。
 
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 きれいに咲いた菊の花一色、ぜいたくに短く集めてありました。岐阜市の A さん宅おとりこしです。ついに今年もお取越しが始ったのでした。

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 同家の駐車場です。周囲を菊の苗が取り巻いています。
 全体に支柱が立てられ、上からドームのように寒冷紗の白や日よけの黒いビニールが掛けられています。向うの方から1月、2月、3月…カメの近くは9月という札が差してあります。
 「一年中、ここから切れるようにしてあります。」とご主人。こだわりの菊栽培でした。恐れ入りました。

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 この花は分ります、お寺の花畑にもあるので。背高く伸びているのは段菊。ここのは白と紫と並んでいますが。
 黄色の花は団子菊、真中がお団子状に盛り上がっていますから。
 小さい可憐な花は孔雀草 (くじゃくそう). (孔雀アスター)でしょうか。ピンクのは秋明菊かな。相羽の K さん宅のおじょうはんでした。

 さて、いよいよお寺ではお彼岸会の準備が待っています。

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お仏花―お盆の前、お盆の後

 大変な暑さでした。「ベトナムでは35年ぶりの猛暑で37度を記録」とテレビで報じられていましたが、ブラックジョーク?のつもりだったのでしょうか。
 お参りを頼まれることもごく少なく、ほんとうに”じっとして”生きていたのが、お盆の前です。

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 7月のお仏花の残りがあります。夏休みに入ったばかりの小学生といっしょにお勤めをした、相羽の T さん宅おじょうはん。
 上から薄紫のは、カッコウアザミという和名でも親しまれるアゲラタムでしょうか。
 その下に隠れているベージュ色は百日草とアルストロメリア、右の細長く伸びるのはおなじみのグラジオラスです。
 こちらを向くオレンジ色のはマリーゴールド。黄色は夏の黄色い花 ルドベキアか、そっくりのキクイモモドキでしょう。

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 うまく成っていますね! 小型の色付きかけたホオズキ三連ですよ。よく見ると右側には青いホオズキの鈴成りが。ご自宅のだそうです。
 中ほどには百日草と、甘いピンク色のダリヤ、グラジオラスが。
 上のほうで細かく咲いているのは、旧暦のお盆につきものだったといわれる、ミソハギがきれいです。もうすぐお盆だなと感じさせられた、相羽 Y さん宅おじょうはんでした。

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 ここから8月のぶん。先月に続いて当家の桔梗がふんだんです。キキョウは涼しそうですね。そしてここでもミソハギが。
 相羽の R さん宅おじょうはんです。

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 アルストロメリア、黄のマリーゴールド、白いノコギリソウとカスミソウ。ほかは色とりどりの百日草でしょうか。絢爛豪華な花火みたいです。相羽 K さん宅のおじょうはんです。

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 控え目な床の間のお花ですね。お人柄でしょう。お内仏には花屋さんのお仏花が一対立派に飾ってあります。
 黒野の T さん宅おじょうはんです。

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 これは何か、と思いましたよ。当家でもご存じでなく、「おんさい広場で見つけて。」とおっしゃるだけです。
 頭の部分、何に見えます? これは南アフリカ原産、パイナップルリリーといいます。そう教えて下さる方があって、なるほどなぁと思いました。食べれるといいですね?
 夏らしい水盤の生け花でした。北方町の K さん宅おじょうはんです。

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 花材は買われたものです。初雪草、ミニヒマワリ、百日草。セットされたものを立てるのも、また大変かも知れません。 
 お参りの前日に用意されたので、初めと花の向きが変って…と笑っておられました。相羽の N さん宅おじょうはんです。

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 一目見て、どの花に目を引かれますか? 私は真になった地味な花です。紫苑がつぼみを持ち始めたのですから。
 薄紫の角トラノオも咲き始めたようです。華やかなグラジオラスももう最後でしょう。
 ていねいに活けてある相羽の Y さん宅のおじょうはんです。

 これで8月末までのお参りの花はすべてです。どうぞ、それぞれの方の努力に拍手を!

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6月から7月。夏のお花

 夏らしいお花が出そろってきました。6月後半から今月前半までです。

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 長く伸びるグラジオラスもこれからですね。
 背が高いので扱いが難しい気がして、おっくうになりがちですのに、よく立ち向かわれていました。ピンクのノコギリソウも咲いてきました。
 相羽の K さん宅、おじょうはんでした。

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 お花育ての好きな、黒野 H さん宅の祥月のお参り。
 色彩あざやかなお花がふんだんに盛られています。桔梗もユリも色濃く育っていました。
 白い筋が印象的な、鳴子ランも涼しそうでした。

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 同家の床の間です。鉄砲ユリ、白く細かい花の房が咲くホザキナナカマド(穂咲七竈)、まだ珍しいリアトリス…小さい紫の花も見えますね。

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 ちょっと見ないグラジオラスです。タネを買われたのだそうです。この季節になると目にする、アガパンサスも使われていました。
 緑の葉が多くて、見飽きませんね。
 相羽の Y さん宅で6月のおじょうはんです。

6月康秀 溪山漁火 DSCF4789_convert_20190719174348

 同家の床の間。ここでもまた、めずらしい色彩のグラジオラスが。「溪山漁火」は中国の画のようです。

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 ふんだんに使われた桔梗で、豊かな気分を味わいました。ここから7月ぶんです。
 「こんなに切ってもいいのですか」とお尋ねすると、「畑の一角が桔梗ばたけみたいにしてあるから」と余裕のお答え。
 相羽の R さん宅の月参り(おじょうはん)でした。

6月アジサイ DSCF4808_convert_20190719174442

 ずばり、アジサイです。やさしい色合いでした。
 相羽 K さん宅の月参りです。

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 ううむ、ここは何でもあるなぁという花群。後ろに高くリアトリス、白い花のノコギリソウ。桔梗、マーガレット、ダリヤ、百日草、…見落としていないでしょうか?
 相羽の K さん宅月参りでした。

7月脩司氏 DSCF4820_convert_20190719181654

 蓬莱山、というようなおごそかなイメージを感じます。いろんな宝物が、きっちりとうず高く積み上げられている感じ? ていねいな盛られ方ですね。
 赤い実はヒペリカム、ピンクの花はシャボン草ではないし、ミニ撫子だったかな。名前をうかがったと思いますが、もう忘れてしまいました。下方の M さん宅月参りでした。

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 同家の床の間。ユリのように見えるかもしれませんが、もうちょっと柔らかい、しなっとした花弁ですね。薮カンゾウなんです。
 温かい濃い赤色のは、ヒメオウギスイセンです。これから一斉に咲き始めます。

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 黒野で Y 家の月参り。いかにも女性らしい可愛らしいお花でした。

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 相羽で K さん宅での月参りのお内仏。
 黄色いのは宿根コスモス、薄紫のはハーブ系かとわかりましたが、だいだい色の小菊のようなのが、わかりません。「何でしょうか?」「これは北海道で咲くタンポポの一種です。」と。エ―!
 調べてみますと、コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)というらしいです。北海道では駆除・防除も検討している外来種のようです。

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 ダリヤ尽くし、これがなかなかこうは、構成できないものです。
 「つぼみが面白いと思って、活けたのです」と。さすがだなァと感心しました。
 北方町の T さん宅の月参り、玄関先です。

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 同家の床の間。白さがチャーミングな、八重のクチナシの花です。きれいな白です。
 ところで、後ろの不気味な(失礼!)ものはなんという植物でしょうか。(笑い)
 おんさい広場には、いろんな花が出店されるようです。
【発見! 追記】
パイナップルリリーと云う名前でした。正式には「美しい頭の毛」と言う意味、ユーコミスというらしいです。南アフリカ原産。

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 いわずと知れた、ホオズキですが、時期が早いです。ご自宅の畑から。
 相羽の K さん宅で先代の祥月命日のお参りでした。

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 これはオマケです。お寺の庫裡の一角で。
 ストケシアの紫がいかにも鮮やかでしたので、南天、ムラサキツユクサと合わせて立てました。
 この花は和名がルリ(瑠璃)ギク、エドムラサキと呼ばれるだけのことはあると思います。
 
 もう 7月も半ば を過ぎました。

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初夏の花が現れました

 まさに花の季節となりました。日ごとに咲く花の顔が替わって行きます。 
 では、5月の下旬からのお仏花です。

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 暖かい季節になると咲き始める三年草ですか、ナデシコの小さいような形です。ほんとうは、ハマナデシコと言うのでしょうね。どちらにしても昔からある、かわいらしいお花で、お内仏に使いやすいです。
 オレンジのは、おなじみの金盞花(きんせんか)でしょう。相羽の Tさん宅のお定飯でした。

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 相羽の Y さん宅のお定飯です。ご当家のとても印象的な色のダリヤがまた今年も咲きました。ほんとうに美しい色、形です。
 前の方のひらひらしたのは、スイトピーだそうです。こんな色のもあるのですね。
 緑の葉っぱは、わかりますか? ハナミズキだそうです。花だけでは、くどくなりますものね。
 

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 同家の床の間です。ここではダリヤではなく、ムラサキツユクサに惹かれました。
 お寺の境内にもあるのです。一種の雑草ですが、なかなかきれいだと思っています。

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 これです。どうですか? 油断しているとどんどんはびこります。欲しい方はおっしゃってください。

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 ちょっと前に行った相羽のお定飯で。K さん宅です。カメラを忘れて、お家のかたに写真を送信していただきました。
 上の方から、アイリス、シラン、鳴子ラン、芍薬、マーガレット、矢車草、キンセンカ、ラン、真っ赤のは何でしょうか? 黄ショウブ?…すごいですね。

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 相羽の R さん宅のおじょうはん。カーネーションです。小さな出っ張りが見えるということは、花瓶の耳が無くなっていますね。

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 出ましたね、ナデシコ。秋の七草の一つであるのは、カワラナデシコ(大和撫子とも)というようです。相羽の N さん宅おじょうはん。

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 上の方にぷっくり膨らんでいるのは、フウセントウワタ(風船唐綿)。その後ろのかわいいピンクの細かい花は、シモツケ。葉っぱが大きくありませんから。
 アルストロメリヤもあります。和名ではユリズイセン(百合水仙)と呼ばれているそうです。南米のチリを中心にペルー、ブラジル、アルゼンチンなどの国々が原産ということです。女性に人気ありそうです。
 その隣りの紫ははスターチス。別名ハナハマサジ (花浜匙)。正面の赤いのは昔から見なれている、ガーベラです。
 今月もお花がいっぱいでした。相羽の K さん宅でのおじょうはんです。

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 下方の S さん宅のおじょうはん。赤い実が早々とついたのはヒペリカムで、黄色の細い花は宿根コスモスです。発音しにくいですが、イトバハルシャギク [糸葉春車菊]ともいいます。
 白い花は、シャスターデイジー。なかなか名前が思い出せません…。全体に“清潔に”立ててありますね。

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 同家の入口です。ピンクのシモツケ、宿根コスモス、白は――と、ホワイト・レースフラワーでしょうか。

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 お寺のお内仏も見ておきましょうか。どこかさんと同じ、宿根コスモスです。うちのヒペリカムはまだ実が赤くなっていないことが、分りますね。

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 黒野の T さん宅おじょうはんです。いよいよ6月、紫陽花の季節です。家ごとに微妙に青色の色味がちがいますね。

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 また6月は菖蒲も盛んに咲きます。これはお寺の書院の入口です。

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 まっ白な墨田の花火(という、紫陽花)、夏らしい薄い青の紫陽花、背高く伸びているのは、珍しいホタルブクロですね。山野草です。ここは赤紫ですが、白いのもあります。のびのびと活けてあり、見ていても気持が良いです。
 相羽の H さん宅おじょうはんです。

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 ややうす暗い床の間に活けられた花も、いいものでしょう。大きな玉であるアジサイを、こうやって位置取りさせて立てるのは、そう簡単ではありません。
 北方の K さん宅でのおじょうはんです。

 いよいよお花が「持たなくなる時期」が来ました。6月中旬までのお仏花でした。

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