易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

8月17日:盂蘭盆会法要

 コロナ第2次波の心配と、連日40度近い日が続く中ですが、今年もお盆のお参りが勤められました。

 いつもだと前日にお仏花を用意するところですが、お参りの予定が入ったため、前々日夕方にお花を立てました。

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 正面のです。当日になってダメージが強かったら差し替えられるお花を使うことにしました。こころ頼みにしていただんご菊はまだ咲き始めません、残念です。

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 御開山のところと御代前には人工松を使いました。手っ取り早く済まさねば、暑い中でこちらの身が持ちません。

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 暑さに強いカクトラノオですが、いつクタッとなるか分かりません。
 下の方の白いのはサルスベリです。脚立を出して苦労して長く切り取ったその先に咲いた花なんですが、惜しいことに盛りが過ぎていました…最後まで持つかな。

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 小座敷です。やっと一輪だけ咲き始めた、真っ白なシュクシャ。ヒペリカムの枝葉は当日には弱り始めていました。

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 書院の入り口です。シュクシャとホトトギスの葉。どこかでご覧になった覚えがありませんか? 黒野のご法事での花が、私の頭に焼き付いているのです。7-8月の花、ダリヤの登場

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 坊守の仏教唱歌は「朝の歌」でした。
 「あさな、あさなに、み教え仰ぎ、清きつとめに、いそしむ我ら。」 正に、この日にぴったりの歌ですね。
 お正信偈のお勤めです。皆さんから見てなるべく涼しそうに見える正絹の法衣を選んでおりますが、着物は自分が着てみると、とーッても、暑いですね。

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 猛暑だからでしょうか、どちらかというと若い年代の方のお参りが多かったようです。コロナより熱中症のほうが怖いですものね。

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 男性軍はこちらに固まられました。役員さんがよく世話をなさいました。(有難うございます)

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 岐阜市の纐纈師が熱さをものともせず、厳密にお話をして下さいました。
 またそれを参詣の皆さんも、負けじとばかりに耐えて、聞き込んで下さいました。
 これは説・聴のバトルだと思いました。すごいなぁ、ナモアミダブツ。

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 そうそう、正面のお花は当日朝に赤いサルスベリの花を2枝加えてみました。

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 御参詣の方にはすべて、このお礼状を出しております。お話の最後に付け加えられた「論語・宰予さいよとのやりとり」の部分です。

 午前中だけでしたが、なんとか盆会が勤まりホッとしています。

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6月28日(日)コロナを気にしつつ無縁経法要

  6月28日は午前中だけですが、無縁経法要をつとめました。コロナウィルスの感染問題でずいぶん迷ったのですが、役員さんと話し合って、この月末にということに踏み切ったのです。

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 前日にお仏花を用意しました。お寺の花畑にはまだ咲いていない、紫色が鮮やかなリアトリスをご近所から頂きました。赤いのはかがり火草、ピンクはアルストロメリア、黄色の菊も頂いたものです。これはご尊前。

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 雑巾がけも、打ち敷き掛けもその他いろいろの準備もありますから、お仏花は手早く済む工夫をしました。
 左右の2杯とも、ミョウガの葉を使ったのです。真ん中の白いのはワスレナグサ? ノカンゾウ? とにかくユリ科の野生植物です。
 黄色はキクイモモドキと宿根コスモスです。御代前。

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 同じパターンで。赤い実が見えるヒペリカム、左手にぷらーんととぼけた顔つきを見せる貝殻草も頂き物でした。御開山前。

 お経のお勤めは役員さん3人にお導師をまかせました。お正信偈です。

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 10時の梵鐘のあと、法話にかかりました。「往生する人、しない人」の題を出してみました。

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 片目のダルマ、安楽浄土に至る人、八正道と、最近こしらえた資材を総動員して。難しかったでしょうが、常日頃から聞いていただきたかったことを、のんびりゆっくり話せました。

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 「往生する人、しない人」というテーマは、門徒さんの常識を超える(こわれる?)内容なので、お笑いも少なく慎重に話したため、前席50分、休憩後45分と思いがけない長さになってしまいました。
 じっさいに皆さんの前で話してみて、「川の水の色」の譬えが我ながら新しい、その場の発見でした。後ほど動画でご確認ください。
 ビデオの撮影担当は、「やったことない…初めて。」と心配なさった Y さんにご無理申しました。
 動画は短く4分割して、お目にかけたいと思います。

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 当日は境内の蓮が咲きました。
 後日、全参詣者に出したお礼状です。

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春のお彼岸永代経法要

 3月18日(水)に春彼岸永代経が勤まりました。

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 まったく良い天気。しかも温かい一日となりました。
 直前に雪が降る、冷え込んだ一日もありましたので、急遽ガソリンスタンドへ走って、灯油を買って継ぎ足しておきましたが、まったく杞憂(きゆう)でした。分からないものです。

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 渡辺浩昌先生は、いつものように何の前触れもなく法話に入って行かれます。いろんな話を無造作に持ち出されるので、とりとめがないようですが、全部を聞きますと、「なんだか考えさせられたなぁ。」という気分になれますから不思議です。

 腰の悪い住職の私はたいてい前かがみの、情けない姿勢で座っていますのに、この日はしゃんとしていたようです。
 私がイスに座らないのは、聴聞に集中するにはタタミに正座のかたちが合うように感じるからです。お行儀が良い、のではありません。

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 午前よりか参詣者は減りましたが、午後もかなりのご出席です。コロナウィルスで集会などは全滅状態ですのに、よく来られたと思います。おお、朋(とも)よ!!です。

 じぶん自身、コロナででも死んだらお浄土なんだから、この世よりずっと素晴らしい生が広がっているらしいので、まぁなるようになれの心境でした。

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 台所というバックヤードでは数人の有志女性がお昼のお弁当を全員にふるまうべく、奮闘して下さいました。炊き込みご飯、フキノトウとヨモギ入りのてんぷら、金柑の甘煮などのパックでした。

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 先生のいい姿勢を、わたしも見習わねば。

2020 春彼岸 礼状

 参詣者全員に後日出したお礼状です。法座の「おさらい」でもあります。

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 お懐かしい思い出が深い、7名の物故者です。皆さんといっしょにお焼香、お念仏させてもらいました。

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春彼岸法要のお仏花の準備

 法座に向けて、お寺がわの仕事として、とくに住職には寺報を作ること、お仏花を立てること、打ち敷きを改めることなどが主要な準備と、自分に決めています。

 お仏花は2日前に立てました。菊の花だけは産直へ買いに走りました。あとはすべて、境内地、畑の花材で調達。

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 まずは正面の如来さま。何でもないが感じのいい?緑の葉は、本堂裏のボサボサの樫の木です。

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 御代前、といっても当寺は蓮如上人と覚如上人の連座像ですが、向かって左手がわです。
 この五葉松の真は本もの。近所の総代さんから年末にいただいた、剪定の余りなのですが、よくぞ保ってくれています。
 ご覧の通りの固まって咲く白いかわいい水仙ですが、ゾロっと延びた、まがまがしいような葉っぱがセクシーだと思ったので、そのまま使いました。

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 最後は御開山の前です。長い真を使いましたので、長い山茱萸(さんしゅゆ)を思いっきり高くまで使うことができました。斜め手前に出ています。今回はぜんたいに雪柳に助けられています。

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 永代経の法名軸の前は、もう残ったお花です。ツバキの枝がもうすこし長かったらなあと悔しく思いました。

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 このツバキから落とした枝なのでした。お客僧さまの床の間。下の方はクリスマスローズです。

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 自然な感じに投げ入れができそうだと思って。白のクリスマスローズは、どうしてもシャンとしませんでした。きっと水揚げの口伝がありそうです。

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 ここではシャンとしていました。わけが分かりません。ピンクは、ヒマラヤユキノシタ です。

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 余すところなく花材を使えました。

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1月16日、後片付けという裏舞台も。

 報恩講は14,15日の二日間なのでしたが、前後の準備と片付けの仕事も、バックにはあるのです。

 お取持ちの方は「当番でしかたなしに…」 というお気持ちかも知れませんが、その実は、仏様の世話をするという、貴重な実・体験の舞台に立っていただくのが、報恩講の「おとりもち」という門徒当番であります。

 生きている間はどなたも、職場という舞台、家庭という舞台、地区での活動という舞台、いろいろな舞台が用意されている人生ですが、だれしも「仏様の世話をしたい」という人は、まずおられないでしょう? 

 そういう見方で報恩講という行事を眺めますと、裏側の舞台の大切さ に気が付くような気がします。

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 12日の早朝朝7時から幹部3人は餅つきの準備をしました。8時には下方・相羽・六里・黒野の世話方9人は集まって来られて、餅つきをしました。
 もちろんその間、洗い物のために、特別お願いして引き受けて下さった女性陣2名の存在もあります。みな、いっぱんの門徒さんからは見えない「舞台」です。

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 報恩講の次の日、16日の午前9時には世話方さん18人が全員集合して、本堂でおさらいのお正信偈を読まれました。
 幹部3人にはお導師をしてもらいました。

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 そのあと、お飾りのおけぞくや付け菓子を庫裏に運んで、バラします。餅が硬くなっており、手が痛いです。これを地区ごとに分けて帰りに配っていただくのです。

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 それがすんだら今度は、幕や仏旗などの外の飾りを撤去して、収納します。これも何人もの手が必要な仕事です。幕は2度もやり直しが必要でした。

 一年という時間がたち、一年という身の老化が加わり、だれもが去年のノウハウを完全に忘れてしまうものだと、痛感しました。私もです。こんな感じです⇒ 経験-老化=0 ?

 こうしてみると、仏教では「一隅(いちぐう)を照らす」のが仏様の光だと教えられるのも、よく納得できますね。
 今日は裏の舞台(一隅)を、ごいっしょに見ていただきました。

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