易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

ご法話の出前に――2月24日(火)



 谷汲にあるグループホーム、ひまわり谷汲にお参りに行きました。3回目です。前回の予告とおり、きょうは「形見の指輪」という、気になる題の法話でした。
 定年を過ぎた人から届いた年賀状に「いつまでも長生きしましょうね」という文句が書いてあり、考えさせられました。東京のような都会に住んでいると、こういうかわいらしい?言葉が出てしまうのでしょうね。
 いや、今やどこの人でも、日本人全体がこんな幼い人生観を持っているのではないでしょうか。安楽な生活の中にいると、われわれの心は浅いままなのです。
 仏教は反対に、いつ死んでもよいといえる生き方をしましょうと注意します。親鸞聖人にまつわる伝説のひとつに『川越えの名号』(かわごえのみょうごう)というものがあります。写真はその絵を手に、皆さんに示しているところです。
 話を聞いたことがある、知っている、サインをもらっている…これはみんな、浅い知り方、つながりかたです。心と心がつながる、通うことが大切であります。
 この図は、親鸞聖人の奇跡ではなくて、老婆に聖人のお心が通った、すなわち信心が誕生したすばらしい場面である、というのが私の解釈であります。
 形見の指輪のことは、それは春の彼岸会の寺報でご紹介しましょう。

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このごろ読んだ本――1月、2月

・双調 平家物語 一、二、三、四 橋本治著 (中央公論社)
 神話、天皇の系譜、古代の政争、あのごちゃごちゃして、分かったと思った次の日は完全に忘れてしまう入り組んだ内容を、わかりやすく、よくさばいて教えて下さるなぁと、有難く読みました。同い年なのですが、これだけ頭脳が違う、とつくづく感じました。
 それでも文体に奇妙な癖が残っていて、わざと?、 私にはわかりにくい言い回しとなって反発も覚えました。お正月を挟んで、楽しい読み物でした。もちろんこのあともあって、全15巻だそうです。
 

・新訂 一茶俳句集  丸山 一彦編 (岩波文庫)
 にちよう学校で、かつても試みたのですが、 一茶カルタ のつづきを作りたいということで、あらためて読んだもの。2000首の中から、100首を選定しました。さて、どうなりますか。
 芭蕉も読みたくなりました。


・いま生きる「資本論」 佐藤優著 (新潮社)
 1月に大垣の本屋で立ち読みをし、まえがきとあとがきーあたりーを読んで、ものすごく面白そうだったので、今月になって岐阜で購入。このよくわからない著者が古典への愛着を持っておられる、という一点で、親近感をおぼえました。
 資本論そのものの文は全く読めず、すっとばして、この著者のおもしろい裏話ばかり読んだことになりました。買ってよかった。

・からすのパンやさん
 どろぼうがっこう     かこさとし著
 (偕成社)
 先日にちよう学校にあたらしく入った、ふたりの女の子が良かった絵本として教えてくれました。
 この本の原初形態のように、紙芝居の、落語の楽しい世界だと感じました。もういちど紙芝居作りに挑戦したくなりました。


・ぐりとぐらかるた  中川 李枝子(著, 山脇 百合子(絵  (福音館書店)
 読み札が読みやすい、おもしろいので選びました。箱を失くしたので、マネ絵を菓子箱に描いて収納。

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今月の法語ー願う、願われる

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亡き人から迷うなと案じられている

この私。

何を願うかでなく、

仏さまから何が願われているかを考えよう。 (秦 信暎)


 先月の報恩講で聞いたご法話の中からです。節分の豆まきのおはなしと関連していました。

 また、しばらく休んでいました れんげ会 を再開します。お正月のおつとめの、現世利益和讃をけいこしたいと思っています。門徒でなくてもかまいません。どうぞご参加ください。

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