易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

年末のお仏花

  秋の花、菊も、寒さで葉が茶色になって行きます…。カメラが替わりました。(画像センサーがAPS-C、これまでのものより4倍以上大きいものにしました。その効果はどうでしょうか?)

改 加納幸雄お仏花 RIMG1784_convert_20161226222556

 下方のお取越しで Y さん宅です。千両と菊です。菊も霜に当たって、少しずつ色が混ざります。ストーブの季節は、こんな取り合わせが多いですね。


改 青木 雪枕軸 RIMG1787_convert_20161226222625

 相羽での A さん宅のお取越し、床の間の掛け物です。有名な「石を枕に」の図です。亡きお父上が求めておかれたものだそうです。
 「南無阿弥陀仏」の軸を掛けるのが本当か…と迷われたそうですが、これが正解です。おとりこしは親鸞聖人のご法事なのですから、聖人のご一生に関係するものが、いちばんでしょう。


改 猪間家お仏花 DSCF0941_convert_20161226222709

 寺内の I さん宅のおとりこし。手前の緑は何を使われたのか? と考えていましたら、アルストロメリアだと分かりました。あのピンクの、女性のブラウスのような花です。なぁるほど!と感心しました。

改 善光寺へ DSCF0944_convert_20161226222733

 そこのお内仏で、お経の本をのせるため引き出し式の板を引っ張ると、こんなまき絵が。「牛に引かれて善光寺参り」の図です。
 70歳になってもケチで、お寺にお参りもしないおばあさんの布を牛がひっさらって行く場面ですね。惜しくてたまらないので、その欲と執念で追いかけるうち、とうとう信濃の善光寺までたどり着いたという、有名なおはなし。仏教に出会うのには、は重要なポイント、原動力であります。
 善光寺は昔から「阿弥陀様のお寺」です。親鸞さまも越後から関東に行かれる途中、滞在されました。「春風や 牛にひかれて 善光寺」―― 一茶の俳句です。


改 勝お仏花 RIMG1814_convert_20161226222821

 下方の M さん宅でおとりこし。この時期まで菊が大切に養生されているようでした。緑のものに、ツバキの葉っぱが使われているのが新鮮に感じました。


改 京子さん床の間 DSCF0950_convert_20161226222902

 続いてお参りに上がった、下方の K さん宅の床の間です。掛け軸は現代的な描法の石枕の図。お花がていねいに立てられていました。
 いわゆる朝鮮ナンテンの葉が使われていました。別名、細葉ヒイラギです。この植物は境内にもありますが、さわるとちょっと痛いので、お花に使われたその勇気に拍手です。水仙もこの季節らしいですね。

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 次にうかがった下方の M さん宅のお内仏の、脇掛けです。たいへん珍しいでしょう? 江戸時代に京都本山でおかみそりを受けると、こんな法名軸が頂けたようです。ていねいで、かっこいいですね。


改 茂史お取越し DSCF0962_convert_20161226223142

 これはまた、華麗にまとめられてありました。下方の S さん宅のお取越しです。ツバキの花でしょうか。


改 ゆり子12月 DSCF0992_convert_20161226223221

 相羽の Y さん宅のお取越しです。まさかと思ったのですが、自宅で育てられた菊でした。12月の末までよく守られたと感心しました。

 これで本年のお仏花は最後になります。
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