易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

家族葬というのは、こんなふうに。

 「なんとかして生まれ育った、自宅から葬式を出してやりたい…」という喪主の希望で、久しぶりにご自宅でのお葬式となりました。
身寄りが少なく、近所の方のお世話になるわけにもゆかない事情がありましたので、村○ 葬儀店さんに 「部分貸し出し」 をお願いして、こじんまりとした、しかし本格的なお葬式を執行することにしました。

 お願いしたのは、白木の棺、お位牌(いはい)、お焼香の台と五具足すなわち、おろうそく立て1対と紙華(しか)1対と香炉。お供えは自由ですが、なるだけ白い花で、としました。

 20人くらいですから、マイクとアンプ設備無し、進行係も無し。家族の娘さんに担当していただくべく、住職がかんたんな進行のことばを作成することにしました。


自宅葬 文字入り IMG_20170609_101303_convert_20170613101346

 仏さま(ご本尊)は中型の、本山正式のもの、棺おおいと導師のイス(曲禄)とは専用のポータブルケースに収納したものをお寺から貸し出すことにしました。(写真の白文字)

 お通夜は「お正信偈を読めばいいのですから、以前のように自分たちで勤めてください。ホールではないので、読めるでしょう。」ということにして、わたしはお葬式当日になってうかがいました。


葬儀の次第_convert_20170613104958

 これが、その日の式次第です。娘さんの緊張を思って、ギリギリまでコンパクト化、文言を少なくしました。
進行係の娘さんには、導師のすぐそばにすわっていてもらい、A4 の紙に大きく印刷したものを持たせて、私が「1」とか「2」と言ったら、下の文句を述べていただくことに打ち合せました。(私の手元には、縮小版)
 ちゃんと葬儀屋さんもそのそばに座って、もしもの時の支援態勢をとっていてくれました。(なんまんだぶ、なんまんだぶ) ―もっと近づいてみましょう。

近接 IMG_20170609_104007_convert_20170613101409

 儀式のお飾りはほぼ満足できましたが、左右の目に入るあたりに白の花が並ぶともっと落ち着いたことでしょう。
 また、お仏飯はお葬式には不要でした。当日の会場では目に入りませんでしたが、こうして記録写真を見てからやっと気付くこともあるものです。

 最近では「家族葬、家族葬…」という方がありますが、お葬式はすべて家族葬に決まっているではありませんか。
 わたしは「家族葬という密葬、少人数葬式なら、ご自宅でするのが、ベストですよ!」と言うことにしています。
 少なくともお通夜くらいは、この事例のように、自宅に安置してあげていただきたいものです。

  以前に少人数のお身内で行った、自宅・家族葬の写真もご覧ください。trim_02_改 葬場モデルIMG_0634_convert_20170613113326

 すぐ左手(ざぶとん)にお内仏がある、仏さまがおられる――と思うだけでも、心強く、ありがたいではありませんか。……あなたの仏さまはいったい、どこにおられるのでしょうか?
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