易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

無縁経法座 未体験ゾーン ― お高座も、ふし談も。

 6月27日(火)は無縁経の法要でした。この季節の法要は各地により呼び方が変わります。虫干し法要、虫供養、田植えの泥落し法要、とか。老僧は「要するに、麦初穂(むぎはつほ)」と言っておりました。

 前々日(25日) から、本堂のお仏花を準備しました。10年以上以前は、花材のほとんどを花屋さんに買いに行くところから始めていましたが、坊守の努力・有志のご協力で、すべてお寺の畑でまかなえるようになりました。
 最初は正面の如来さまです。
改 正面 DSCF1846_convert_20170701135233
 上から矢羽根ススキ、白のあじさい、ゆきやなぎ、ヒペリカム(舌をかみそうです)、アルストロメリア、右の太い葉はヒメシャガ、額アジサイの“墨田の花火”です。クタッとしていましたが、手当をしてみたら、……
 当日のすがた。
改 内陣正面 DSCF1895_convert_20170701135327 驚いたことに、ピンッと張り切っているではありませんか。

 御開山の前です。いちばん暗い場所なので、明るいお花を使いました。
改 御開山 DSCF1851_convert_20170701135140
 上から咲き始めのリアトリス、紫のしょうぶ、白いユリ、黄色のキクイモモドキ、アジサイ、ユリ、がくアジサイ、左へ矢羽根すすきと。

改 内陣御開山前 DSCF1894_convert_20170701135306
 一日たつだけで、ユリのつぼみが開花しています。

 蓮如様覚如さま御連座像前は、
改 御代前 DSCF1852_convert_20170701135201

 花畑では紫のしょうぶから白のショウブに変わりました。念のため、つぼみの花だけを使ったのですが、

改 内陣蓮如尊前 DSCF1890_convert_20170701135346
 法座のときには満開でした。

 小座敷はお客僧さんの控えの間になります。白のしょうぶです。一日中かかったので、もうくたびれてしまいました。

改 小座敷 DSCF1881_convert_20170701135442

 お軸は 住岡夜晃師の 「大悲無倦常照我」 です。垂れた葉は、アガパンサスの葉です。

改 法中玄関 DSCF1879_convert_20170701135416

 お客僧さまをお迎えする、法中玄関のそば。疲れていますね、わたし。(葉裏が見えているのに)。裏の畑のムクゲが咲き始めました。

改 お手洗い前 DSCF1877_convert_20170701135518

 もう、水場には花が残っていません。かわいいピンクのムクゲです。

 26日(前日)はついに、腰痛が出てしまいました! はりきりすぎでしょうね。夕方、先生のお迎え、夕食。ご到着後、舞台の安全確認をしていただきました。この1週間、どうやって「お高座」を再現するか、必死で考えていました。

改 高座のしくみ IMG_20170628_121333_convert_20170702142010

 お内陣から見れば、DSCF1888_convert_20170702142153.jpg
前から見れば、改 間に合せのお高座 IMG_20170628_121305_convert_20170702142055 まぁ、いいかな。

 27日当日。おつとめの様子です。

改 おつとめ RIMG1908_convert_20170702142300

 そうか、「私」はこんなふうに見えるのか…。なんでもないようですが、お内陣はすごい緊張感があるのです―― こんなふうに
改 お内陣あかね IMG_20170627_134420_convert_20170702142318

 高座(こうざ)に上がられてのお説教が、始められました。

改 snap_午前の先生 vlcsnap-2017-07-02-12h33m24s544_convert_20170702142235

 わたしは「ユーチューブ」を見ただけで、この先生にお願いをするという冒険をしたわけですが、ほんとうに良かったと思いました。自分の感覚のテストでもあったわけです。

改 赤松師信心を DSCF2579_convert_20170702142347

 赤松先生のお話は聞いているだけで、知性あふれる構成 であることがわかりました。節談(ふしだん)は情感に訴える?――ウソ、うそ。それは内容(原稿:脚本)が 現代的な知的水準 を保ってはじめて、のこと。勘違いされているお寺さんがすごく多いです。
  私は、有名な昔からの節談の音源もたくさん聞いてチェックしてきたのですが、こんなにきちんとした内容の構成(無理のない展開、すばらしい法語の選択)は、未体験ゾーンでした。

改 午後のお座 DSCF2572_convert_20170702142416

 午後のお座のようすです。人数はとくに多くはないでしょうが、全員が引き込まれている緊張感、集中度が感じられる光景でしょう?
 ご遠方まで帰られるので午後は1席でとたのんであったのですが、みずから「やっぱり、2席しますワ。」と。キッチリ、みっちりした、各席40分を超える、壮大なお取り次ぎでした。

 参詣のみなさん全員が、高座のお説教は初めて、フシ談も初めて、だったようですが、内容が良かった、素晴らしいことが感じ取っていただけたのでしょう。「ぜったい又呼んでほしい」「泣けました」「名調子!」「昼からは家内も連れてきた」「ぜひ、後日にビデオ上映会を!」等々、大好評でした。
 今回はワタシ(住職)初めてビデオカメラを担当しました。先生のお許しが出ましたら当日のようすをお目にかけましょう。では、赤松先生の ありがたーいご尊顔を掲げて筆を擱(お)きましょう。なんまんだぶ、なんまんだぶ…。

改 iPhone7_お高座で 1498955392766_convert_20170702150421 (これはi Phone7で)  
       お供えの配り物は、これでした。
       改 プッチンIMG_20170702_165208_convert_20170702165925


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