易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

これが生きがいですワ

 「ごえんさん、今日そちらへお墓参りに寄せてもらいます。11時半ごろ、お墓に来ておくれ。暑いところ、すんまへん。」
 大阪弁をうまく再現できませんが、月参りから帰ったら突然の電話です。毎年、突然ではあります。
 大阪で石屋さんをやっておられる N さんは、ここ何年か、毎年お墓参りに来られるのです。それも、自分の親ではなしに、親戚でもなく、若い時に弟子として修行した 親方(おやかた)のお墓参りに、です。もちろんご門徒でもありません。
 このクソ暑い時に(失礼!わたしとしたことが)、大阪から自分でクルマを運転して、奥さま同乗で、となりの村の墓地まで。 
 ご本人「もう 80歳になったんで、来年はどうなるやら…」と苦笑しておられましたが、「しかし今ではこれが一年間の、生きがいですワ!」。
 名言ですね。味わえますね。

改 師匠の墓参り81歳  DSCF1971_convert_20170803164535

 写真をいやがりなさるご主人に、無理やりパラソルを持ってもらい記念撮影をしました。
 誤解してはいけませんよ。このパラソルは大阪から持参して来られたもので、私が読経している間、奥様が差し掛けてくださるための、尊(とうと)いものです。なもあみだぶつ、なもあみだぶつ…。
 わたしはこの純な心に打たれてしまい、あろうことか、表白(ひょうびゃく)を間違えてしまいました。――
 いわく、「ここに本日、弟子の N さんが 親方のお墓参りに、今年も大阪から来てくださいましたヨー、 S さん、よかったね!」――こんな表白はオカシイゾと思ったのですが、そのとき自分を制することは出来ませんでした。なもあみだぶつ

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