易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

帰る家を持ったかい?

 にわかに温かい季節に突入しました。先週から、法語の選択をしてまいりましたが、――

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帰る家をもったかい。?
遠慮(えんりょ)のいらん人が一人できたかい。?


 北海道におられた妙好人、前田政直さんの晩年のくちぐせだったそうです。

 じぶんで見出した妙好人を尊ぶことができた僧侶は、すごいですね。宗教の世界では、それがほんとう(フェアー)でしょう。

 現代でも、妙好人を見出す眼力は、見出すその人の信心しだいです。僧侶の信心がアヤシイものですと、見出される「妙好人」もまた、なんともならん人物となるわけです。
 本山へ行って何日か研修を受けたくらいで、「仏法を広めよう」などと自負しておられる門徒(僧侶も同じですが)の方に会うと本当に恐ろしく、寂しくなります。小さな僧侶、にすぎないからです。
 
 さて、帰る家は、死に向かって進んで行く方向の確かさでしょうが、遠慮のいらん人が一人、というところがむつかしいですね。
 むつかしくても、考え続ける値打ちのある言葉があると、わたしは思っています。

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