易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

もう紫陽花の季節

 毎日取り組んでいる江戸時代の版本のくずし字の読解がちっとも進まず、ブログの記事が後回しになりました。

 気がつけば、いつのまにか6月となり、裏の花畑はアヤメから菖蒲にとすっかり切り替わっていました。
改 裏のしょうぶ IMG_20180608_131114_convert_20180608204001
 この雑然としたモサモサが、ほんとうにホッとできる光景です。

 さて5月の後半から拝ませていただきましょう。

改 高橋さん5月 DSCF3308_convert_20180608202058

 ピンクのカワラナデシコですね。昔からある変らない花。この花びらの形が懐かしいです。
 すぐ下の赤いのも撫子ですが、調べたら髭撫子(ひげなでしこ)というんだそうです。なんだかあんまり、覚えたくないなぁと思いませんか。
 そしたらまた、いやそれは美女撫子(びじょなでしこ)ともいう、と書いてありました。明治時代にヨーロッパから来た花のようです。これなら、いいですね。
 上の黄色がかった花は、知っていました。春菊しゅんぎくの花のはずです。ぜんたいに清潔感あふれるお仏花でした。相羽のK さん宅です。

改 曻さん宅5月 DSCF3316_convert_20180608202222

 もう百合が咲き始めるのですか。そして柔らかいはなびらがひらめいているのは、ええと…スイトピーだそうです。赤、薄紫、いろんな色があるのですね。相羽の A さん宅です。

改 由利子さん宅5月 DSCF3312_convert_20180608202149

 美しい、ダリヤです、今年も咲き始めたようです。わが家には無いので、よそで見た時に「コンニチハ」を言うことにしています。
 白い円いつぼみは芍薬ですが、やわらかそうな桃色の五弁の花びらはわかりません。(ムギセンノウ・麦仙翁 またはムギナデシコ・麦撫子というものかな?)
 お花ぜんたいのかたちが均整がとれているので、もしやと思っておたずねしたら「娘時代にほんのチョットだけ、習ったことがある」とのこと。
 若い、すなおな時の習いごとは、あとあとまで“効く”って気がします。相羽の Y さん宅でした。

改 萩焼のアジサイ DSCF3356_convert_20180608202649

 可愛らしい額アジサイが咲いたようです。この家にもちゃんと「萩焼」の一輪ざしがあったとは。驚いたので、ピントが花ではなく花器に合ってしまいました。スミマセン…。 

改 杉山さん お母さん DSCF3354_convert_20180608202630

 こういうのも、若い方ですと、アリって気がしますよね? 亡くなっておられますが、母の日でした。相羽の N さん宅でした。

改 賢一6月 DSCF3377_convert_20180608202827

 この家の千日紅(センニチコウ)は早咲きですね。典型的な洋花の、アルストロメリアが左上に見えます。
 大きな葉と下を向いて咲く白い花は、ギボウシ。左のはじの花は、お寺の石塀あたりにもありますが、名前を知りません。相羽の K さん宅でした。

改 古川 義光宅法事 IMG_20180605_111716_convert_20180608202847

 古川の Y さん宅でのご法事の床の間です。先代が骨董好きで求められた、こった花器が目を引きました。
 しかし個人的に好きなのは、掛け軸です。この字を見ただけで、誰か?すぐわかりますよね。そう、浄土宗の偉大なる僧侶・山崎辯榮です。やまざき べんねい。辯は正字、今でいえば弁です。
 大正9年(1920年)に没しておられるので、この村に来られ、たくさん揮豪されたのはおそらく明治末年か大正時代初頭のことでしょう。
 「弁栄聖者はしばしば見仏したが、信者には見える見えないにかかわらず、如来が常に行者の真正面にましますとの信念が最も大事なことですと説いた。」――いいとこを突いておられますね。
 デザインセンスにあふれ、大好きなお名号です。

改 入口 DSCF3380_convert_20180608202921

 咲きかけのアジサイっていいなぁとおもって、玄関先の部屋に生けてみました。じつはこのすぐ後にお客さんが来られるので大あわてで、直す時間もありませんでした。それにしてもど真ん中に矢羽根ススキが来て、へんですね。
 人生ってこんなものかも知れません。キメル間もなく、過ぎてゆく…。
 お客さんと言うのはいわば珍客で、ユーチューブを見てご発信くださり、会いに来られたお方です。
 尊い事件です。全力で、すなわちなるべくリラックスして、五感全体でお話を聞かせてもらおうと待っていました。なんまんだぶつ、なんまんだぶつ。

改 6月 脩司氏 DSCF3367_convert_20180608202720

 ていねいな、真剣なお仏花ですね。赤い実はヒペリカム。下の黄色い煙るような花もそうです。
 白いのはシャスタ・デイジー。茎がしっかりしたデージーです。ピンクの花は?と聞きましたら、「紫色のアジサイの一部」だとか。信じられませんでした。下方の M さん宅です。

改 6月脩司氏葵 DSCF3374_convert_20180608202739

 同家の床の間には葵の花が。これも昔はあっちにもこっちにもあった花です。なつかしい。

改 脩司氏6月 杖 DSCF3375_convert_20180608202800

 玄関先にはヒペリカムが、うれしそうに勢ぞろいしていました。  

改 加代子6月 DSCF3381_convert_20180608203106


 桔梗が咲いてきましたか。六月も上旬です。あじさい・墨田の花火も、満開となっていました。
 こういうノビノビと立ててあるお花を見ると、私はホッとします。相羽の K さん宅でした。
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