易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

ほんとうに四国から? ハイ。

 6月29日(金)に無縁経法要を行いました。
 「友引」の日です。心配していた通り、赤松先生のほうのご門徒にお葬式が出て、友引の前日、28日午前中に繰り上げていただかれたうえで済まされてから、こちらに向かってくださいました。
 向うのご門徒さんのご理解があって、この日の法座が実現したわけですね。なんまんだぶつ、なんまんだぶつ。
 夜遅くお迎えしました。さぞやお疲れのことだったでしょうね。書院で休んでいただきました。

 いつも苦労するお仏花ですが、連日荒れ模様で、いつ雨が降ってくるかわかりませんし、また一方、むし暑い毎日ですから花の痛みも早かろうと思い、悩みながら前々日に用意しました。

改 正面立て終わり DSCF3435_convert_20180701184615

 如来さまの正面です。とても好きな濃いブルーの紫陽花と、純白のあじさいをメインにしました。真がちょっと曲がってしまいましたね。右肩、見越しの赤い花は篝火草かがりびそう(またはタイマツソウ?)です。すぐ傷んでしまいます。

改 蓮如像前 立て終り DSCF3438_convert_20180701184651

 蓮如上人像前です。咲き始めたばかりのリアトリスが右肩に。ヒペリカムは盛んに実を付けています。左側の白いノコギリソウはちょっと見にくいかも知れません。

改 祖師前 立て終り DSCF3444_convert_20180701184632

 境内のあちこちに白いユリが咲いていました。もう残りわずかです。紫陽花は現代的な、墨田の花火です。大ぶりです。
 これらのアジサイは水揚げが良くないので、みな切り口をろうそくで焼いてみました。
 そして赤松先生からかねて助言いただいていた、「金魚に入れるバクテリア」というものも、水中に投入してあります。さて、法座が終わるまで、持つかな?

改 廊下1 ジャガイモの花 DSCF3448_convert_20180701190546

 トイレに行く廊下のお花です。紫陽花と赤のノコギリソウの間の小さい花は、じつは、ジャガイモの花です。

改 廊下2 ブルーベリー DSCF3446_convert_20180701190612

 この緑の葉はブルーベリーの枝です。勝手に切って使ったので、誰かに叱られました…。

改 先生のお花 20180701190940_convert_20180701191224

 このお花はごえんさんでは、ありません。お茶の先生の茶室にあった、生徒さんが活けられた花です。ノカンゾウ(野萓草)の細い品種でしょうね。見たこともない、こった花器に生けてあります。
 「こんなふうに挿(い)けれないかなぁ」と思って、わたしも挑戦してみたのが―

改 小座敷ノカンゾウ IMG_20180629_081213_convert_20180701190640

 さんざんやり直して、一時間以上もかかった挙句が、こんなものです。品種も少し大ぶりではありますが、バランスがとれません。トホホ、でした。本堂の講師控えの間です。
 こうやって丸二日もかかって、法座が準備されてゆくのです。
 これらを本堂のお内陣(ないじん)に置くと、こうなります。

改 正面で IMG_20180628_082437_convert_20180701184745

 まず正面。お内陣はすこし暗めにしてありますから、、こんな感じ。カメラはスマホでしたから手ぶれはありませんが、いつもよりニブイ映像ですね。

改 蓮如像 IMG_20180628_082328_convert_20180701190528

 鋭いかたならお気づきでしょう? 当寺の脇掛けは、覚如・蓮如両上人の連座像なのです。
 花のバランスがどこかおかしいのですが、正直さに免じてお許しください。

改 祖師前 IMG_20180628_082643_convert_20180701184800

 これは祖師前そしぜん。すその緑を、紫蘭の葉で調整していたら、混乱してしまいました。それにしても白に対して、篝火草の赤紫はよく似合うものです。

改 はじまり あかね撮 20180629185525_convert_20180701191412

 赤松円心先生のご登壇です。段の下に飾ってあるお花は、直前にご門徒さんから届いた夏菊です。今回から本堂の照明器具が、すべてLEDに換わりました。

改 どっさりもらった菊 DSCF3452_convert_20180701184729

 籠のきわに配した額アジサイは、水色がきれいなものです。裏の花畑に、今年やっと咲き始めた初物です。

改 加藤さんもお参り IMG_20180629_104619_convert_20180701191246

 午前中のお説教です。岐阜からはるばる、Aさん、Kさん二組のご夫婦がクルマに乗り合わせて参ってくださり、びっくりしました。うれしかったです! アリガト~! 
 また、今年ごえんさんが五十五年ぶりに出席した同窓会の幹事さん(男性)も、来てくださいました。これもたいへん有り難く思いました。同級生であっても、ご門徒の方に来てもらえないのは、さびしいものです。
 ご覧のように、たいした人数ではないのですが、「満堂の気分」とはこのことです。娑婆はキビシイ。ゼイタクはいえません。

 午前中は道綽禅師の和讃、すなわち「聖道門(しょうどうもん)、浄土門」のお話でした。どう話しても、どなたから聴聞しても、難しいところです。
 こういうシブいところも突貫しようとされるのが、先生らしいと感じました。あの手この手で、念入りに説明してくださいました。
 さらに宮沢賢治の「雨ニモマケズ」まで出てきたには、驚きました。信じられないくらい、じょうずな朗読でしみじみと聞けました。宮沢賢治は、すべてがいいなぁ…。

改 午後のお座 赤松師師 3_convert_20180701191321

 お昼ごはんが済むと、「眠うなると、いけん。濃いお茶を。」と所望され、気を引き締めて午後に突入してゆかれました。
 お茶も濃かったのですが、お話も濃く、六字の名号みょうごうのお話は、『浄土文類聚鈔じょうどもんるいじゅしょう』の序や『教行信証』の総序なども視野に入れつつ、多面的に教えてくださいました。{ナイショですが、これはもちろん私が、お座が済んでから『聖典』で確認の勉強をしたので、ようやく言えるのですよ。} 

改 お供え 20180704162223_convert_20180706135213

 お昼には有志お取持ちの手で、「お供えの五目御飯」もふるまわれました。足の痛い人たちは、家にもどらずにお昼を本堂で済まされて、ゆったり過ごせたようです。

 午後からは“新顔”の、若き聞法者Y氏も、初めて参詣されました。よそのお寺に顔を出すのは、勇気が要りますよ。その勇気を恵まれるのが、仏法です。
 ものすごくねばり強い聞法の姿勢が新鮮です。「人並みに仏法を聞いていたら、人並みの仏法しか聞かれん。人並み外れて聞かなければ、人並み外れた仏法はわからんでなぁ」という故・松岡なみさんのことばを、彼に送りたいです。

2018_無縁経お礼状_convert_20180702155501

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