易往山 浄勝寺ブログ

岐阜県 揖斐郡 大野町にある、浄土真宗 本願寺派のお寺「浄勝寺」の紹介です。

こわい体験…ありませんか?

 7月24日(火)は、ひまわり法話で谷汲に出かけました。午後2時からですから、聞く方にとってもキツイ時間です。
 さんざん内容を考えて、「私が体験した、こわい話」にしました。邪道でもかまわないことにします。

2018_7月 ひまわり法話_convert_20180801092435
 思ったより多くのかたが耳を傾けてくださいました。

①小学生のときの体験。アンデルセン童話集『人魚姫』に描かれていた、挿し絵のこわかったこと。冬のできごと。
②中学生の夏、蚊帳(かや)の中で寝ていて、とんでもない目にあったはなし。
③高校3年生の秋、一日だけ記憶喪失になったこと。もう51年前です。
 皆さんからも、「こわかった体験」を聞きたかったですが…。わが人生をふり返ってみてください。

 おまけとして、芸術家の赤瀬川原平のリポートした、「エントツ男」のご紹介もしました。
 東京の再開発で、取り壊されることになっていた風呂屋のエントツが残っていました。お風呂屋さんの建物はすでに撤去済み。

壊しかけの風呂屋_convert_20180801092944

 離れたところから見ると、そのあたりの様子がわかります。

改 麻布谷町・天徳湯の煙突(超芸術トマソン(1985年、白夜書房)48頁_convert_20180801092508

 錆びついた昇降階段が残っていました。

上り階段_convert_20180801093039

 ある青年(学生)が写真を持って来たのだそうです。

改 膝_convert_20180801093107

 うひゃー、ですよね。そしたら、

立った_convert_20180801093133

 こんなことも、してみたのだそうです。両足で立って、一眼レフカメラを胸のあたりで構えて、魚眼レンズで自撮り。
 ところが次もあったのですね…。

1983_飯村明彦撮影_convert_20180801093150

 一脚にカメラをねじ込んで、何もつかまらずに、セルフタイマーで撮影したのが、飯村氏でした。(『超芸術トマソン (ちくま文庫)』)
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 さて、こわい体験で、記憶喪失のが私にとっては深刻でした。「じぶんが帰る家がわからない…」「親がどこにいるのか、思い出せない…」「ここは、どこなんだろう?」

 目連尊者の“親捜し”の話と、通じるところがあるでしょう? 神通力第一といわれた目連尊者ですが、その力をもってしても餓鬼の親を救えなかった。
 それを救うアドバイスをしたお釈迦様の神通力は、もう一枚上だったと考えられます。

 このアドバイスにとどめたというところが、お釈迦さまの自然で、すごいところです。オウム真理教などの教祖だったら、ハッキリした答を与え、短い命令を下すでしょう。

 命令されるのが好きな、おかしな生物が人間(大衆)だと思います。答を固定し、求めるのは、下品なことです。オウムに入った“優秀な”人たちといわれますが、優秀と下品は、けっこう共立するのです。
 人間は、学校の勉強ができても、会社で間に合っても、エライさまに出世しても、もともとが下品な生き物です。親鸞聖人から、私はそのように教えていただいています。仏教というレッスンを受けなければなりません。

 ユーチューブでどうぞ。⇒ひまわり法話 7月 こわかった体験



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